目次

Editorials

女性主導のエイズ予防策は大規模な試験が実施しにくく、有望な結果も得られていないが、地道に開発を続けていくべきだ。

p.225

doi: 10.1038/448225b

完成間近い大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は、宇宙の基本原理や素粒子物理学への一般の関心を再び呼び起こすきっかけになるだろう。

p.225

doi: 10.1038/448225a

英ブラウン新首相は、議会の科学技術特別委員会を現在の形で存続させるべきだ。

p.226

doi: 10.1038/448226a

News

SPECIAL REPORT リビアでエイズ疑惑で訴えられていた国際医療チームが、世界の科学界からの支援で、死刑を免れる見通しに。

p.230

doi: 10.1038/448230a

米国立科学財団(NSF)が、サウスダコタ州の金鉱跡に大規模な地下研究所を建設へ。

p.232

doi: 10.1038/448232a

米議会が、炭素排出規制法案の成立に向け、大きく前進。

p.234

doi: 10.1038/448234b

気候変動の長期的モデルではなく、対策の具体化に役立つ短期モデルの開発を求める声が。

p.234

doi: 10.1038/448234c

科学問題のお目付け役を果たしてきた英議会の特別委員会が消滅の危機に。

p.236

doi: 10.1038/448236b

SNAPSHOT 日本の赤外線天文衛星「あかり」による全天画像

p.236

doi: 10.1038/448236a

News Features

見えない宇宙:暗黒物質:ようこそ、陰の世界へ

p.240

宇宙のかなりの部分を占める暗黒物質の正体を知ろうとする試みが、遠からず成功しそうだ。

doi: 10.1038/448240a

見えない宇宙:暗黒エネルギー:定数の問題

A constant problem p.245

10年前には画期的な発見とされた暗黒エネルギーだが、何が研究者を悩ませているのだろうか。

doi: 10.1038/448245a

News & Views

古地理学:切り離されたヨーロッパ

p.259

イギリス海峡の海底は、北海南部にあった巨大な氷河湖の水がどっと流れ出て、壊滅的な洪水が2回起こったことの証拠を提供してくれる。このような大規模洪水によって、ブリテン島は、現在のような大陸から切り離された形になったのだ。

doi: 10.1038/448259a

幹細胞:「魔法の薬」を作り出す

p.260

マウスの正常な皮膚細胞から、胚性幹細胞によく似た細胞が遺伝子操作により作り出された。もしこの方法がヒトでも使えるなら、卵細胞あるいは胚の提供を受けなくとも、患者に特異的な幹細胞を作ることが可能になるかもしれない。

doi: 10.1038/448260a

量子力学:物体での干渉

p.262

電子は、他の粒子と同じく、相互に干渉し合う波としてもふるまう。特記すべきは、この干渉が、物理的に一切相互作用することがない、互いに異なる供給源からの電子の間ですら起こりうるということだ。

doi: 10.1038/448262a

神経生物学:オーダーメードの思考障害

p.263

ヒトの複雑な精神障害を、遺伝子操作したマウスを使って解明することは実際問題として可能なのだろうか。マウスの脳で、ニューレグリン1をコードしている遺伝子の変異がシグナル伝達にどのように影響するかを調べた研究からすると、この問いの答えはイエスである。

doi: 10.1038/448263a

植物学:成長のとき

p.265

幼若植物での成長速度の解析から、それぞれ概日時計と光によって制御されている2つのシグナル伝達経路が巧妙に連結されていることがわかり、そこにかかわっている分子機構が明らかになった。

doi: 10.1038/448265a

細胞生物学:交通渋滞につかまる

p.266

マウスでは、Rab8タンパク質を取り除くと、腸上皮細胞膜への正常な分子輸送が崩壊する。そうすると、ヒトの微絨毛封入体病でみられるのと全く同じように、最終的には餓死に至るのだ。

doi: 10.1038/448266a

追悼:F Anthony Dahlen氏(1942-2007)

p.268

地球物理学の創始者の一人であり、多才な理論研究者でもあったDahlen氏が亡くなられた。ご冥福を祈りたい。

doi: 10.1038/448268a

Articles

細胞:生殖系列に分化可能な誘導多能性幹細胞の作製

Generation of germline-competent induced pluripotent stem cells p.313

doi: 10.1038/nature05934

細胞:in vitroでの繊維芽細胞から多能性ES細胞様状態への再プログラミング

In vitro reprogramming of fibroblasts into a pluripotent ES-cell-like state p.318

doi: 10.1038/nature05944

生物物理:タンパク質による分子認識におけるコンホメーションエントロピー

Conformational entropy in molecular recognition by proteins p.325

doi: 10.1038/nature05959

Letters

宇宙:高精細スペクトル画像によって明らかになったイオから放出されるナトリウムの源

The sources of sodium escaping from Io revealed by spectral high definition imaging p.330

doi: 10.1038/nature06000

物理:独立した源からの識別不可能な2電子間の干渉

Interference between two indistinguishable electrons from independent sources p.333

doi: 10.1038/nature05955

材料:イガイとヤモリにヒントを得た乾湿両用可逆接着剤

A reversible wet/dry adhesive inspired by mussels and geckos p.338

doi: 10.1038/nature05968

地球:イギリス海峡における棚谷系は激変的な洪水を起源とする

Catastrophic flooding origin of shelf valley systems in the English Channel p.342

doi: 10.1038/nature06018

進化:祖先集団のボトルネック効果が現生人類の表現型変異に及ぼした影響

The effect of ancient population bottlenecks on human phenotypic variation p.346

doi: 10.1038/nature05951

進化:インプリンティングを受けた植物の遺伝子座MEDEAにかかる正のダーウィン選択

Positive darwinian selection at the imprinted MEDEA locus in plants p.349

doi: 10.1038/nature05984

遺伝:心房細動のリスクを高める染色体4q25上の変異

Variants conferring risk of atrial fibrillation on chromosome 4q25 p.353

doi: 10.1038/nature06007

植物:内部および外界の合図の一致により説明される周期的成長

Rhythmic growth explained by coincidence between internal and external cues p.358

doi: 10.1038/nature05946

細胞:境界細胞の集団移動中にみられる誘導シグナル伝達の2種類の異なった様式

Two distinct modes of guidance signalling during collective migration of border cells p.362

doi: 10.1038/nature05965

細胞:GTPアーゼRab8は腸細胞の頂端側へのタンパク質の局在に必要である

The Rab8 GTPase regulates apical protein localization in intestinal cells p.366

doi: 10.1038/nature05929

免疫:細菌のE3ユビキチンリガーゼは宿主のプロテインキナーゼを標的として植物免疫を妨げる

A bacterial E3 ubiquitin ligase targets a host protein kinase to disrupt plant immunity p.370

doi: 10.1038/nature05966

医学:Arf/p53経路による損傷防御を介する老化遅延

Delayed ageing through damage protection by the Arf/p53 pathway p.375

doi: 10.1038/nature05949

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