Letter 宇宙:地球型太陽系外惑星を撮像できる可能性の実験的実証 2007年4月12日 Nature 446, 7137 doi: 10.1038/nature05729 近傍の恒星を軌道運動している地球型惑星を検出し、その特徴を明らかにするには、小さな分離角で極めて大きなコントラストをもった望遠鏡が必要である。地球型惑星は、可視光波長では、一般的に0.1秒角あるいはそれ以下の分離角にある恒星の1×10−10倍の明るさになると考えられる。これを原理的に達成しうる宇宙望遠鏡システムはいくつか考えられている。本論文では、このような範囲に達する実験室実験について報告する。まず恒星様光源の個々のコロナグラフ画像について、光源付近の回折し散乱した光を、ピーク強度の6×10−10倍のレベルまで抑えた。一連のこのような画像にさらに簡単な画像処理を行い、回折・散乱光を実際上およそ0.1×10−10の残存ノイズのレベルにまで低減させた。この結果は、宇宙空間に置かれたコロナグラフ望遠鏡により、近傍の恒星周囲を軌道運動する「地球の双子」を撮像できる感度で近傍の太陽系外惑星系を検出し、分光学的性質を調べられることを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る