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植物:植物シュート成長の促進と制限は共に表皮によって行われる

Nature 446, 7132 doi: 10.1038/nature05618

生物のサイズは遺伝的に決まっているが、植物や動物が最終的なサイズにまで成長する機構はほとんど解明されていない。高等植物のシュートは、表皮組織(L1)、表皮下組織(L2)、および内部の基本組織と維管束組織(L3)という3つの主な組織系を基本とする、単純で保存された体制をもっている。成長の促進や制限がどの組織系によるかという問題は、100年以上にわたって議論されてきた。今回我々は、シュートの成長で表皮が担う役割を検討するために、矮性、ブラシノステロイド生合成、およびブラシノステロイド応答に関する変異株に、これらの各要素の組織特異的発現を組み合わせて用いた。ヌル変異株では、ブラシノステロイド受容体またはブラシノステロイド生合成酵素が表皮で発現した場合は矮性表現型の救済に十分だが、維管束系で発現された場合はそうではないことがわかった。表皮からのブラシノステロイドシグナル伝達は、正常な維管束構造の形成には不十分である。さらに、ブラシノステロイドが表皮になく、葉の中で局所的に作用する場合はシュートの成長が制限される。表皮は非自律的シグナルを基本組織に送ることによってシュート成長の促進と制限の両方を行っていると結論される。

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