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植物:Mg chelatase のH サブユニットはアブシ ジン酸受容体である

Nature 443, 7113 doi: 10.1038/nature05176

アブシジン酸(ABA)は重要な植物ホルモンであり、主として気孔の開閉および種子の成長を調節しているが、こうした過程にかかわるABA 受容体はまだ見つかっていない。以前我々は、気孔でのシグナル伝達への関与が考えられるABA 結合タンパク質(ABAR)をソラマメで発見した。このタンパク質の遺伝子はMgchelatase のH サブユニット(CHLH)をコードしており、Mg chelatase は、クロロフィルの生合成および色素体から核へのシグナル伝達の両方の重要な成分である。本論文では、シロイヌナズナ(Arabidopsis) のABAR/CHLH がABA と特異的に結合し、種子の発芽、発芽後の成長、および気孔の開閉における正の調節因子としてABA シグナル伝達を仲介していることを明らかにし、ABAR/CHLH がABA 受容体であることを示す。また、ABAR/CHLH が緑色組織と非緑色組織の両方で発現する遍在的なタンパク質であることもわかり、これは、植物個体が全体にわってABA シグナルを感知できる可能性を示している。

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