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シロイヌナズナではオーキシン担体を輸送するエンドソームをAtSNX1が規定している

Nature 443, 7107 doi: 10.1038/nature05046

植物の正常な成長および発生には、植物ホルモンオーキシンおよびその担体の極性をもった細胞内分布が重要である。オーキシンの極性移動は、オーキシン流入担体(AUX)および流出担体(PIN)のネットワークによって維持されている。オーキシンの輸送にも細胞膜とエンドソーム間のPINタンパク質循環にもエンドソームGNOMの活性が必要であるが、この担体がたどる細胞内経路に関してはほとんど知られていない。本論文では、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のSORTING NEXIN 1(AtSNX1)がオーキシン経路に関与し、AtSNX1を含むエンドソームがPIN2を輸送するが、PIN1およびAUX1は輸送しないことを示す。snx1ヌル変異体はさまざまなオーキシン関連障害を示し、gnomの弱い変異体の表現型がAtSNX1の機能喪失によって著しく増強されることを示す。根細胞では、AtSNX1がGNOMを含むエンドソームとは異なるエンドソーム区画に局在し、ホスファチジルイノシトール3キナーゼ阻害剤ワートマニン処理または重力刺激によって、PIN2がこの区画に蓄積されることもわかった。今回のデータは、PIN2のエンドサイトーシス的選別および植物の発生に関与する、新たなエンドソーム区画の存在を示すものである。

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