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サンアンドレアス断層系南部のおける地震間の歪み蓄積と地震の可能性

Nature 441, 7096 doi: 10.1038/nature04797

カリフォルニアのサンアンドレアス断層は成熟した大陸トランスフォーム断層で、北アメリカプレートと太平洋プレートの間の動きの大部分がここで起きている。この断層でごく最近起きた2つの大地震は、それぞれ1906年に北側部分を、1857年に中央部分を破壊した。しかしながら、断層の南側部分では歴史上(少なくとも250年間)大地震は起きていない。平均すべり速度を、サンアンドレアス断層の残りの部分での代表的な値である年間数センチメートルと仮定すると、南側の部分で蓄積されているすべり欠損の最小値は7〜10メートル程度となり、この断層について記録されている過去の地震時の最大オフセット量と同程度となる。本論文では、人工衛星に搭載された合成開口レーダーデータの十分稠密なカタログを用いて、サンアンドレアス断層系の南部における地震間の変形を高分解能で計測した結果を示す。このデータは、サンアンドレアス断層南部とサンジャシント断層の間で変形がほぼ均等に分割されており、地質学的に明らかになっている断層トレースに関して歪み蓄積が著しく非対称になっていることを示している。観測された歪み速度は、サンアンドレアス断層南部では地震サイクルの地震が起きない期間が終わりに近づいている可能性を立証している。

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