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Tiktaalik roseaeの胸びれと四肢動物の肢の起源

Nature 440, 7085 doi: 10.1038/nature04637

四肢動物の肢は、手首や足首、手足の指がある点でひれと区別されるが、これらの特徴の起源を示す直接証拠はいまだに得られていない。本論文では、四肢動物の姉妹群の一員であるTiktaalik roseaeの胸部付属肢について報告する。この付属肢は、形態的にも機能的にも、ひれと肢の中間型である。Tiktaalikの胸びれにみられる遠位軟骨内骨や滑膜関節の広がった配置は、原始的な四肢動物の遠位肢パターンに似ている。Tiktaalikの胸びれは一定範囲の姿勢をとることが可能であり、その中には、肩やひじが屈曲し遠位骨格が伸長するような肢様支持構造に支えられた姿勢も含まれる。四肢の起源には、おそらく、Tiktaalikなどの魚類のひれに既に存在していた形質の精緻化や増殖・拡大が関係したのだろう。

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