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樹状細胞は提示のために微生物抗原をToll依存的に選択する

Nature 440, 7085 doi: 10.1038/nature04596

樹状細胞は組織の微小環境の状態を構成的に探っており、微生物および宿主のアポトーシス細胞の両方を貪食する。微生物の貪食により侵入病原体に対する免疫誘導が、そして宿主アポトーシス細胞の貪食により末梢の自己抗原に対する寛容が引き起こされる。樹状細胞による抗原提示が引き起こす結果は、樹状細胞の活性化状態に依存しており、Toll様受容体(TLR)が誘導する活性化により樹状細胞は免疫原性になるが、一方、自己抗原の定常的提示は寛容につながる。TLRが誘導する共刺激シグナルの発現は、自己/非自己の識別機構の1つである。しかしながら、感染中に自己抗原と微生物抗原の両方が樹状細胞に遭遇した場合、共刺激シグナルの誘導性発現により両者は識別されるのか、もし識別されるとすればどのような仕組みで行われるのかは明らかではない。本論文では、樹状細胞における抗原選択の新しい機構について報告する。これは抗原の起源に基づく主要組織適合複合体クラスII分子(MHCII)による提示のための機構である。我々は、貪食された積荷から抗原を提示する効率が、積荷内のTLRリガンドの存在に依存していることを示す。さらに、ペプチド-MHCクラスII複合体の生成は、厳密にファゴソーム自律的な方法でTLRによって制御されていることも示す。

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