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翻訳の伸長停止に伴う真核生物mRNAのエンドヌクレアーゼ分解

Nature 440, 7083 doi: 10.1038/nature04530

真核生物のメッセンジャーRNA(mRNA)の生合成と機能を支える基盤の1つは、機能しないmRNAを識別して分解する「品質管理システム」である。真核生物のmRNAは、翻訳終結の起こるのが早過ぎた場合はナンセンス変異依存分解機構により、また翻訳がうまく終結しなかった場合はノンストップ分解機構により、すばやく分解される。今回我々は、翻訳の伸長が途中で停止した酵母のmRNAが認識され、エンドヌクレアーゼによる分解の標的となることを明らかにし、これを「伸長停止分解(no-go decay)」と名づけた。伸長停止分解による切断は、翻訳に依存して起こり、Dom34pとHbs1pが関係する。Dom34pとHbs1pは翻訳終結因子eRF1とeRF3に似ており、これらのタンパク質が停止したリボソームの認識にかかわり、エンドヌクレアーゼ分解の引き金となることが示唆されている。mRNAやリボソームの損傷の結果として、あるいは転写後調節の仕組みの1つとして起こると考えられる伸長停止分解は、途中で停止した翻訳伸長複合体を細胞から取り除く機構となる。

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