Letter 物理:膨張する極低温原子雲の空間量子雑音干渉測定 2005年3月24日 Nature 434, 7032 doi: 10.1038/nature03500 先駆的な実験によって、Hanbury、BrownおよびTwiss(HBT)は、雑音相関を利用すれば(ボソン)粒子源の性質を量子統計によって調べられることを実証した。この効果は、2個の区別できない粒子について可能な検出経路が互いに量子干渉を起こして生じる。HBT相関は、そのフェルミオン版の相関と共に、量子光学から核物理や素粒子物理まで数多く応用されている。また空間HBT干渉法が、極低温原子の強相関相における隠れた秩序を調べる手段として提案されてきた。本論文では、ルビジウムボース気体のモット絶縁体相が光格子トラップから解放されるときこのような測定を行った結果を報告する。我々はその膨張している原子雲の密度ゆらぎ間に強い周期的な量子相関が存在することを示す。このような空間相関は格子の潜在的な秩序化を反映しており、多数の波動間のHBT干渉効果として自然に解釈できる。この方法は、極低温のボソン原子およびフェルミオン原子の複雑な量子相を同定する有用なツールになるはずである。 Full Text PDF 目次へ戻る