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宇宙:銀河系中心方向での強力なバースト電波源

Nature 434, 7029 doi: 10.1038/nature03400

天文学上のトランジェントな線源は一般的に、コンパクト天体によってエネルギーを供給され、通常、高度に爆発的あるいは活動的な現象を示す。高時間分解能の観測は、電波天文学において可能ではあるが、それらは通常きわめて狭い視野に制限されている。したがって広視野の観測機器によりトランジェントな線源が日常的に検出されているX線およびγ線帯域における状況とは対照的に、電波領域での活動現象はほとんどサンプリングされていない。本論文では、トランジェントな電波源であるGCRT J1745-3009について報告する。この電波源は、0.33 GHzの周波数で銀河系中心領域を中程度の広視野で観測する計画において検出されたものである。そのバーストの特性は、他のどの種類の電波トランジェントに知られている特性とも似ていない。もしこの電波源が、銀河系中心あるいはその近傍に位置していれば、輝度温度(およそ1016 K)と、GCRT J1745-3009の内部で示唆されるエネルギー密度は、天文学上いままで観測されたほとんどいかなる電波源をはるかに超え、まれにしか観測されていないコヒーレントな放射過程に一致する。この電波源は、これまで未知の種類のトランジェント電波源である。これを皮切りとして、今後新しい広視野電波望遠鏡によって多くの新規電波源が発見されるだろうと考えられる。

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