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免疫:ギャップ結合を介した細胞間ペプチド移送によるクロスプレゼンテーション

Nature 434, 7029 doi: 10.1038/nature03290

主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスI分子は、内在性タンパク質由来のペプチドを提示する。これらの抗原は、適切なT細胞応答の開始に先立って起こるクロスプレゼンテーションと呼ばれる過程において、プロフェッショナル抗原提示細胞へと受け渡されることもある。しかし、どのようにクロスプレゼンテーションが行われるかについては正確には分かっていない。我々は、ペプチドがギャップ結合を介して、1つの細胞の細胞質から隣の細胞の細胞質へと直接受け渡されることがあるかどうか調べた。本論文では、相対分子量が約1,800までのペプチドは、3次元構造をとらせない限り、ギャップ結合を介して細胞間で拡散することを示す。この細胞間ペプチド移送は、細胞傷害性T細胞による活性化単球の認識のみならず、隣接するイノセント・バイスタンダー細胞の認識も引き起こす。ギャップ結合を介したペプチドの移送は、サイトゾルのペプチダーゼ活性が高いために、少数の結合細胞にしかみられない。ここでは、2つの隣接する細胞の抗原提示システムを連結し、かつほとんどの腫瘍で欠失しているクロスプレゼンテーションのための抗原獲得機構、すなわちバイスタンダー細胞のMHCクラスI分子による提示のためのギャップ結合媒介性の細胞間ペプチド連結およびクロスプライミングのためのプロフェッショナル抗原提示細胞へのペプチドの移送を示す。

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