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生化学:ヒトのメラノプシンが添加された哺乳類細胞は光応答性となる

Nature 433, 7027 doi: 10.1038/nature03344

少数の哺乳類網膜神経節細胞は、ある種の非結像性光応答を調節する光受容器として作用する。このような内在性の光感受性網膜神経節細胞は、光色素と推定されるメラノプシンを発現している。メラノプシン遺伝子を除去すると、この細胞は光を感知しなくなる。しかし、細胞の光感受性の維持にメラノプシンが果たす正確な役割は確証されていない。本論文では、ヒト・メラノプシンのマウスのパラニューロン細胞系列(Neuro-2a)での異種発現は、この細胞が光受容性を示すのに十分であることを示す。このような条件下ではメラノプシンは感覚光色素として作用し、Gタンパク質シグナル伝達カスケード反応を介し、細胞に本来存在するイオンチャネルと共役して生理的な光検出を行う。メラノプシンが関与する光応答はシス型レチナールアルデヒドの存在に依存し、短波長光に選択的な感受性を示す。また、メラノプシンが内在性光異性化酵素としても働いて、長波長側へシフトした領域の光によって発色団の再生を行い、この系で双安定性の色素として機能している証拠も示す。

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