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進化:中国の澄江の堆積岩から出土した祖先型の棘皮動物

Nature 430, 6998 doi: 10.1038/nature02648

新口動物は系統分類上、門の上位にあたる非常に多様な分類区分の1つであり、脊索動物(人間もここに入る)の他に、棘皮動物や半索動物といった見た目のまったく違う分類群も含まれる。新口動物の系統分類は現在、特に新しい分子データのおかげである程度定まってきているが、現生分類群に至る進化の過程を知るうえで手がかりになる中間型の絶滅生物がどんな姿をしていたかは憶測に頼ったままである。絶滅生物に関するデータは化石記録、特に、軟らかい部分が極めてよく保存された化石から得られる。中国南西部の昆明近郊での発掘から、Vetulicolia類やYunnanozoa類といったさまざまな注目すべき初期新口動物が見つかっている。今回我々は新しい分類群、Vetulocystida類を報告する。この分類群には、Vetulocystida類だけでなくHomalozoa類とも類似性が見られる。Homalozoa類は奇妙な原始的棘皮動物からなる分類群で、系統の位置づけは議論の的である。

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