Letter

宇宙:系統的な強度変化からの二重パルサー系J0737-3039の幾何学構造

Nature 428, 6986 doi: 10.1038/nature02509

最近、高度に相対論的な軌道を互いに回る2つのパルサー(PSRJ0737-3039AおよびB)が発見された。その系は22.7 msの自転周期で高速に自転するパルサーと、2.77 sの自転周期でゆっくり自転する伴星を含んでいるもので、以下それぞれ「A」、「B」とする。この系の特有な性質は、Bからのパルス状の電波フラックス密度が、その軌道の2つの短い区間でおよそ2桁、系統的に増加することである。本論文では、Bの強度変化を説明すると同時に自転軸の方向とAの放射の幾何学的な配置についての拘束条件を与える、この系の幾何学構造モデルについて報告する。我々のモデルは、Bのパルス状の電波フラックス密度が、Aからの放射に照らされるときに増加することを仮定する。Aのパルス形状は、測地歳差運動の影響で今後数年間にわたりかなり進化した後、15〜20年で完全に消失することが予測される。

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