Letter 宇宙:近傍銀河における星集団から示される宇宙の星形成史 2004年4月8日 Nature 428, 6983 doi: 10.1038/nature02474 宇宙の星形成史の決定は、銀河構造がいかに形成し進化するかを理解するために本質的に重要であるので、現代宇宙論の重要な目標となっている。過去のいろいろな時点での遠方銀河における若い星々の観測は、星の生成率がおよそ80億年前に最盛期に達した後、現在値へと約10分の1に減少したことを示していた。本論文では、96,545個の近傍銀河における現在の星集団の「化石記録」を解析し、完全な星形成史を得たことを報告する。この結果は、高赤方偏移の銀河から導かれた結果を概ね支持する。しかし我々は、星形成の最盛期がより最近(およそ50億年前)であったことを発見した。さらに、銀河の星の質量が大きいほどその形成時期は早いことを明らかにする。このことは、大質量銀河および小質量銀河が非常に異なる歴史をもつことを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る