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地球:地球磁場逆転の継続時間の観測点緯度依存性

Nature 428, 6983 doi: 10.1038/nature02459

地磁気の極性の逆転が起こっている期間、すなわち地球磁場が逆転するために必要な時間は地球のダイナモ(地球磁場を生成する原因となっている外核中の流体の流れ)を支配する過程に対する重要な制約条件である。地球磁場強度は地磁気逆転の間は低い値になり、磁場が弱い間に磁場の方向が180度変化すると考えるのが一般的である。しかしながら、この過程が起きるために必要な時間はよく分かっておらず、その値の見積もりは 数千年から最大2万8千年にまでわたっている。本論文では、最近4回の地磁気逆転に対する堆積層の記録を解析した結果を示す。これらの記録は、地磁気の方向が変化するために必要な時間に対して平均して約7,000年という見積もりを与えている。この平均継続時間の変動は不規則ではなく、観測点の緯度に伴って変化し、低緯度地方では短い継続時間が、また中緯度から高緯度地方については長い継続時間が観測される。このように観測点の緯度と共に継続時間が変化することは、双極子磁場が減衰して零になりそれから逆の方向の磁場が形成されるまでの間も非双極子磁場は継続して存在できるという、簡単な幾何学的地磁気逆転モデルで予想されており、数値ダイナモモデルに対して制約条件を与えている。

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