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地球:爆発的火山活動はマグマ破砕の必然的な結果ではない可能性がある

Nature 426, 6965 doi: 10.1038/nature02138

爆発的火山噴火は、気泡を大量に含むマグマの破砕により特徴づけられると考えられている。気泡の成長と上昇マグマ流と関連する粘性応力が、メルトの強度を超えるとマグマは破砕し、ばらばらになった破砕物は膨張しつつあるガス相に浮遊する。個々の火山では、噴出的噴火と爆発的噴火が繰り返し起こることが一般的であるが、爆発的噴火と噴出的噴火の遷移に関わるダイナミックスは不明である。いずれのタイプの噴火においても、マグマは類似の揮発性成分を含む源に由来するが、噴出的噴火時の溶岩は、爆発的噴火時の溶岩と比較して、かなり脱ガスされた状態で噴出する。マグマ上昇の時の脱ガス機構のひとつは、火道壁近傍における非爆発的破砕によって生じる、間欠的な浸透性亀裂網の生成であり、これは観測結果と矛盾しない。本論文では、このような破砕が、噴出的噴火と爆発的噴火のいずれにおいても粘性剪断により生じる可能性があることを報告する。また破砕が、マグマの脱ガス、ならびに爆発抑制に重要な役割を果たしている可能性があることを示す。今回得られた結果は、従来の見解に反して、爆発的火山活動が、マグマ破砕の必然的な結果ではないことを意味する。

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