Letter 生化学:Eyes absent はタンパク質チロシンホスファターゼファミリーに属する 2003年11月20日 Nature 426, 6964 doi: 10.1038/nature02093 Eyes absent タンパク質は目、筋肉、腎臓、耳の発生に関与する進化的に保存された制御ネットワークの構成因子である。Eyes absent 遺伝子の変異は、多臓器疾患の気管支耳腎臓(bronchio-oto-renal) 症候群、先天性白内障、遅発性難聴を含むいくつかの先天性疾患と関連している。Eyes absent は核内転写因子であり、ホメオドメインタンパク質の Sine oculis (Six としても知られる) との相互作用を介して働くことがこれまでの研究によって示されてきた。本論文では、Eyes absent はタンパク質チロシンホスファターゼでもあることを示す。Eyes absentは、システインを求核残基として用い、チオールリン酸中間体を経る方法で進行する典型的なチロシンホスファターゼとは類似しておらず、 金属依存的な反応で求核性アスパラギン酸を用いるタンパク質チロシンホスファターゼファミリーのプロトタイプである。さらに Eyes absent のホスファターゼ活性は、ショウジョウバエDrosophilaにおいて眼形成の促進に関与している。 Full Text PDF 目次へ戻る