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宇宙:死につつある星、うみへび座V星からの平行にそろった高速のアウトフロー

Nature 426, 6964 doi: 10.1038/nature02086

太陽質量(M)の1〜8倍の範囲の質量をもった星は、109〜1010年の間ごく平凡な一生を過ごすが、その死は常とは異なるものである。これらの星はまず、漸近巨星分枝(AGB)星としての断末魔の苦しみの間に、104〜105年にわたって、質量の少なくとも半分をゆっくりと膨張する球対称の星風に放出する。その後、短期間(数百〜1000年間)のほとんど理解されていない段階で、非球状の惑星状星雲へと変化する。最近の研究は、高速でジェット状の流れが、この変化において重要な役割を果たすという考えを支持している。しかし、そのようなアウトフローの証拠は間接的であり、この段階は非常に短いので近傍にある星がその瞬間をとらえられる可能性はほとんどない。本論文では、近傍のAGB星である、うみへび座V星(V Hya)における新しく放出された高速のジェット状アウトフローの発見について報告する。我々は、このジェットに固有運動と今まさに起きている進化の両方を発見した。これらの結果は、目に見えないコンパクトな伴星のまわりの降着円盤によってジェットが駆動されるというモデルを支持する。さらに我々は、降着円盤の形成を可能にし、かつ(または)促進する可能性のある、中心部の高密度な赤道面上の円盤状構造を見出した。

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