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生理:鳥類では光により引き起こされるT4からT3へのホルモン転換が生殖腺の光周反応を制御している

Nature 426, 6963 doi: 10.1038/nature02117

温帯に生息する多くの鳥類の繁殖は光周期に制御されている。ウズラには日長変化に対してはっきりと目立つ反応が見られるため、日長の時間を計測する仕組みを研究するうえで格好のモデルとなる。この動物に関する諸研究からは、視床下部内側基底部(MBH)が日長の時間計測を制御する重要な中枢であることが示唆されている。我々は今回、ウズラでは、MBHでのヨードチロニンデイオディナーゼ2型(Dio2)をコードする遺伝子の発現が光によって引き起こされることを報告する。Dio2は、プロホルモンであるチロキシン(T4)を細胞内で脱ヨウ素化して活性な3,5,3′‐トリヨードチロニン(T3)に転換する。T3を脳室内投与すると光周反応とそっくりの反応が起こるが、Dio2阻害剤のイオパノ酸は生殖腺の発達を妨げる。これらの知見は、ウズラでは光によって引き起こされるMBHでのDio2発現が、生殖腺の光周反応に関与している可能性があることを示している。

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