Letter

技術:高分子/半導体のライトワンス・リードメニー・メモリー

Nature 426, 6963 doi: 10.1038/nature02070

有機デバイスは、プラスチック、ガラスあるいは金属箔の上にプリントすると、極めて安価で軽量、そして汎用性の高い部品となり、エレクトロニクスの応用範囲に革命をもたらすと期待されている。意外だが、電子回路で今までほとんど注目されなかった重要な部品の一つが有機電子メモリーである。本論文では、エレクトロクロミック高分子と、柔軟な金属箔基板上に堆積させた薄膜シリコンダイオードのハイブリッド集積による、ライトワンス・リードメニー(WORM) ・メモリーについて報告する。WORMメモリーは、デジタル画像の極めて低コストでの永久保存に適しており、従来の磁気メモリーや光学メモリーで使われている、低速でかさばる高価な機械的ドライブが要らない。我々が得た結果から、このハイブリッド有機/無機メモリーデバイスは、高速で大容量の保存用ストレージを実現するための信頼性の高い手段になることを示した。このWORMメモリーピクセルは、2成分エレクトロクロミック導電性高分子の、電流制御、熱活性化脱ドーピング機構を利用している。

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