Letter 宇宙:GRB030329の熱量測定から推測される宇宙における爆発の共通の起源 2003年11月13日 Nature 426, 6963 doi: 10.1038/nature01998 これまでの研究は、長期間継続するγ線バーストが、爆発の非対称性(「ジェット」)に関する補正の後では、超相対論的な放出物中にEγ=1051ergの「標準的な」エネルギーをもつことを示唆していた。しかし最近、超新星SN1998bw(Eγ=1048erg)を伴う特異なGRB980425を含む、エネルギーの高くないグループが確認されている。本論文では、爆発の熱量測定を可能にする、GRB030329の電波観測について報告する。我々のデータは、2成分をもつ爆発を必要とし、それらの成分はγ線と初期の残光の原因となる狭い(開口角5度)超相対論的な成分と、爆発の1.5日より後の電波領域と可視領域の残光を作り出す広くてやや相対論的な成分である。全エネルギー放出量は、広い成分が支配的であり、他のγ線バーストと同程度であるが、γ線の寄与はエネルギー的に小さい。SN2003dhとGRB030329の確実な関連性を考慮すれば、我々の結果は、超新星爆発とγ線バーストが共通の起源であり、原因はまだわからないが、最も高速度の放出物のエネルギーは極度に変動することを示す。 Full Text PDF 目次へ戻る