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遺伝:細菌人工染色体を利用した中枢神経系の遺伝子発現地図

Nature 425, 6961 doi: 10.1038/nature02033

哺乳類の中枢神経系(CNS)には非常に多様な神経細胞が存在し、神経細胞それぞれの複雑な接続パターンから、知覚を始め脳の高度な機能が生じている。本論文では、CNSの細胞レベルでの遺伝子発現地図を作成するために行った大規模なスクリーニングについて報告する。このスクリーニングはまた、CNSの領域、細胞クラスやパスウェイを実験的に扱えるようにする検証済みの細菌人工染色体(BAC)ベクターライブラリーやトランスジェニックマウス系列を供給することも目的としている。この地図を利用すれば、神経細胞における遺伝子の働きやCNS発生の主要段階についての新たな考察が得られることを例証する。今回のスクリーニングで作成した遺伝子発現地図、BACベクターライブラリー、BACトランスジェニックマウスは、神経科学分野でこれまで行うことのできなかったさまざまな研究を可能にする豊かな資源となろう。

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