Letter 量子情報:超伝導電荷量子ビットを使った制御付ゲート操作の実証 2003年10月30日 Nature 425, 6961 doi: 10.1038/nature02015 超伝導電荷量子ビットの量子状態をコヒーレントに制御することが成功して以来、ジョセフソン接合に基づいた様々な量子ビットが作製されている。現在は、核磁気共鳴やイオントラップの技術に基づいた微視的な量子ビットに後れをとっているが、ジョセフソン素子はスケールアップが可能であることに加えて、そのコヒーレンス時間や読み出しスキームが進展しており、量子コンピューターの構成ブロックの非常に有望な候補になってきた。最近、容量結合した超伝導量子ビットにおけるコヒーレント振動とマイクロ波分光研究が報告された。量子計算に向けた次の開発ステップは論理ゲートの実現である。本論文では、一対の結合した超伝導電荷量子ビットを使って制御付ゲート操作を実証した。ゲート操作中の位相発展については今後明らかにする必要があるが、パルス手法を使って様々な入力状態を準備し、その振幅が制御付NOT(C-NOT)ゲート操作に従って変換されることを示した。 Full Text PDF 目次へ戻る