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地球:アンデス山脈隆起の原因となりうる新生代の気候変動

Nature 425, 6960 doi: 10.1038/nature02049

大規模な山岳地帯の上昇と気候との間の因果関係は、顕著な隆起が気候変動を引き起こすという方向にのみ働くと考えるのが一般的だった。本論文では、新生代の気候変動がアンデス山脈の上昇を引き起こしうるという機構を提案する。南米のリソスフェアに関する力の釣り合いを考えると、アンデス山脈の高度およびテクトニクスは沈み込み帯のプレート境界に沿った剪断応力と、海溝と高地との間の浮力による応力の違いに強く支配され、沈み込み帯の剪断応力は沈み込んだ堆積物の量に依存することが示唆される。我々はこの地域の沈み込みと造山運動の力学は浸食と堆積過程、つまりは気候によって支配されることを提案する。このことから南米の中部では、気候に制御された堆積物が不足することにより高い剪断応力が生じ、高いアンデス山脈を支えるプレート境界の応力に集中することになるのである。

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