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進化:ゴンドワナ大陸での鱗竜類の進化を解明する手掛かりとなるパタゴニアで出土した白亜紀の大型ムカシトカゲ類化石

Nature 425, 6958 doi: 10.1038/nature01995

爬虫綱ムカシトカゲ目(喙頭類)の仲間は三畳紀とジュラ紀に放散し繁栄したが、白亜紀にほぼ絶滅に追いやられた。ムカシトカゲ類の白亜紀前期の記録は乏しく、これはおそらく生態上の地位をトカゲ類に取って代わられて衰退したためだと解釈されてきた。しかし、パタゴニアの白亜紀後期層で最近いくつかの発見があり、これにより従来の解釈が一部変更される。セノマニアン‐チューロニアン・カンデレロス累層の1か所の発掘現場で、化石ムカシトカゲ類の新属新種Priosphenodon avelasiの骨格が多数採集され、その数は同じ場所で見つかった他のどの四肢動物(たとえばワニ類やヘビ類、恐竜や哺乳類)よりも多かった。Priosphenodonの成体標本は体長が1 mにもなり、過去に知られるどの陸生ムカシトカゲ類よりも大きい。我々は今回、入手できる証拠を用いて、ムカシトカゲ類は南米の白亜紀陸上生態系において決して少数派の動物ではなかったこと、そして、彼らの生態上の地位がヘビ・トカゲ類に取って代わられたのは第三紀前期になってからであることを提示する。今回の発見は、白亜紀前期の化石ムカシトカゲ類と現生ムカシトカゲ類(Sphenodon)を隔てる化石記録の長い空白(ほぼ1億2000万年)を埋めるのに役立つ。

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