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生化学:哺乳類のカルシウム依存性Slo1 BKチャネルはヘムの結合で阻害される

Nature 425, 6957 doi: 10.1038/nature02003

ヘムは生物にとって欠くことのできない物質であり、ヘムタンパク質の酸化還元を感知する反応中心において非常に重要な因子として機能している。これらのタンパク質の生合成中、一般的にはヘム補助因子は機能的に欠くことのできない補欠分子族として、酵素反応によってアポヘムタンパク質のヘムポケットの中に組み入れられる。イオンチャネルのうちでクラス、大コンダクタンスカルシウム依存性Slo1 BKチャネルは、保存されたヘム結合配列モチーフを有している。本研究で我々は、クローニングされたヒトSlo1チャネルおよびラットの脳にある野生型BKチャネルを、ヘムが直接制御しているという電気生理学的・構造学的な証拠を示す。酸化型と還元型の両方のヘムがhSlo1チャネルタンパク質に結合し、チャネル開口頻度を減らすことにより膜透過K+電流を著しく阻害する。このBKチャネルの直接制御により、これまで知られていなかった急性のシグナル伝達分子としてのヘムの役割が明らかになる。

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