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発生:Jelly belly タンパク質は受容体型チロシンキナーゼ Alk を活性化し内臓筋パイオニア細胞の発生運命を決定する

Nature 425, 6957 doi: 10.1038/nature01916

分泌型タンパク質 Jelly belly (Jeb) はショウジョウバエDrosophilaの筋発生に重要なシグナル伝達系に必要とされる。Jeb タンパク質の機能が失われると、内臓筋の前駆細胞は正常に運命決定されるものの、その移動と分化ができない。Jeb タンパク質の構造と組織分布は Jeb が内臓筋の発生を統御するシグナルとして機能することを示唆している。本研究では、Jeb の受容体が、インシュリン受容体スーパーファミリーに属する受容体型チロシンキナーゼであるanaplastic lymphoma kinase (Alk) のショウジョウバエ相同タンパク質であることを示す。ヒト ALK は、当初ガン原遺伝子として同定されたが、哺乳類での本来の機能についてはわかっていない。ショウジョウバエでは局所的に分布する Jebが、Alk とその下流の Ras/MAPキナーゼカスケードを活性化し、内臓筋の前駆細胞群の一部を筋肉パターンのパイオニア細胞として指定する。Jeb/Alk シグナル伝達系はこれらの細胞において、筋芽細胞融合遺伝子dumbfounded(dufkirreとしても知られる)、org-1(哺乳類TBX1のショウジョウバエ相同遺伝子) を誘導する。

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