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生化学:BTBタンパク質はCUL-3を含むSCF類似のモジュール型ユビキチンリガーゼの基質特異的アダプターである

Nature 425, 6955 doi: 10.1038/nature01985

シグナル伝達系を制御する機構として、調節タンパク質をユビキチン・プロテアソーム系によってプログラム通りに分解する方法が広く使われている。カリンは、SCF(Skp1-Cul1-F-boc)複合体に代表されるモジュール型ユビキチンリガーゼで足場の働きをするタンパク質である。このようなE3リガーゼ類の基質特異性は、カリンに結合する特異的モジュールによって指定される。SCF複合体の場合、このモジュールはCul1に直接結合したSkp1とF-ボックスファミリーに属するタンパク質で構成されている。F-ボックスタンパク質はF-ボックスモチーフを介してSkp1と、またカルボキシ末端タンパク質結合ドメインを介して基質と結合している。同様にCul2とCul5は、Skp1に似たタンパク質エロンギンCを介して、BC-ボックスを持つ特異性因子に結合している。Cul3は哺乳類と線虫Caenorhabditis elegansの胚発生に必要とされるが、特異性を決めるモジュールは知られていない。本論文では、BTBドメインタンパク質の大きなファミリーを線虫のCUL-3の基質特異的アダプターとして同定したので報告する。BTBタンパク質MEL-26とその遺伝的標的MEI-1を用いた生化学研究によって、BTBタンパク質はSkp1とF-ボックスタンパク質の機能を1本のポリペプチドにあわせ持つことが明らかになった。

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