Letter 宇宙:広範囲な星形成によって明らかにされた銀河団の楕円銀河の形成 2003年9月18日 Nature 425, 6955 doi: 10.1038/nature01976 現在の宇宙で、最も大質量の銀河は、高密度の銀河団の中心に位置することが知られている。これらの銀河は、星の大部分が、劇的な爆発的星形成の初期につくられたに違いないことを示唆する同年齢の古い星の集団を含んでおり、それらの星形成は、サブミリメートル波長で観測する場合に明るく見える現象となるはずである。最も一般的な銀河形成モデルは、これらの銀河が、初期宇宙における高密度ピークの原始銀河団内に形成されることを示唆する。そのようなピークは、高赤方偏移の大質量電波銀河によって示される。本論文では、7つの高赤方偏移の電波銀河とその周辺の深部サブミリメートルマッピングについて報告する。これらのデータは、電波銀河自体にだけでなくこれまでどの波長でも検出されなかった随伴天体にも、大質量星の形成が活発な、空間的に広がった領域が存在することを確認するものである。これらのサブミリメートル波長の随伴銀河の普遍性、配置、そして推定質量は、高密度の銀河団の中心に現在見られる最も明るい楕円銀河の同時形成が見えているということを示唆する。 Full Text PDF 目次へ戻る