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発生:形態的平行進化の複数の事例でshavenbaby/ovo発現制御の変化がその基盤となっている

Nature 424, 6951 doi: 10.1038/nature01768

同一の発生経路に生じた変化に関わる収斂進化の事例は平行進化と呼ばれ、特定の表現型を進化させる発生学的変化の数は限られている、という考え方の証拠となっている。我々の知る限りでは、形態的収斂をもたらす遺伝的変化がどのようなものであるのかが解明された例はまだ一例もない。しかしながら、形態的収斂は発生的平行進化によってもたらされるとは一般的に考えられていない。本研究において我々は、昆虫の幼虫における形態的収斂の事例を調べ、キイロショウジョウバエ (Drosophila melanogaster) 種群の一種で観察された特定の毛の欠失が、遠縁種のクロショウジョウバエ (D.virilis) 種群でも複数回独立に進化してきたことを示す。我々はこの形態的収斂の全ての独立した事例の背景にshavenbaby/ovo (svb/ovo) 遺伝子の発現制御の変化があることを示す遺伝学データおよび遺伝子発現のデータを報告する。発生制御因子の中には進化的変化を選択的に蓄積するものがおそらくあり、ゆえに形態的平行進化はこれまで考えられていたよりも、頻繁に起こる可能性があることを我々の結果は示している。

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