フォトニックバンドギャップ構造体は、干渉の原理を利用して放射を反射させる。フォトニックバンドギャップ構造体による反射は1、2、3次元のすべてで実証され、さまざまな応用が提案されてきた。中空コアフォトニックバンドギャップファイバー技術における初期の研究では、空気のコアを取り巻く六角形構造が使われた。このファイバーは、フォトニックバンドギャップファイバーの空気コア内部で光が導かれる最初の例となった。空気中で光を導くことの利点は、従来の導波路に比べてレイリー散乱、非線形性、伝達損失が低いことである。さらに、これらのファイバーは気体中での非線形光学を研究するための新しい基盤となる。作製上の困難さのため、初期の空気コアファイバーは短いものしかできず、損失の系統的研究はできなかった。最近になって、より長いファイバーが使用できるようになり、1,000 dBkm-1という損失が報告されている。ここで我々は、長くて低損失のフォトニックバンドギャップファイバーの作製と特性評価について報告する。100mのファイバーで減衰を測定したところ、広帯域にわたって30 dB km-1以下になっており、波長1,500 nmでは13 dB km-1の最低損失を記録した。中空コアフォトニックバンドギャップファイバーでは、表面モードとコアモードの結合が、伝送損失の大きな要因であることがわかった。