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地球:北カスケイディア沈み込み境界上での反射面に見られる地震及び非地震性すべりの特徴

Nature 424, 6947 doi: 10.1038/nature01840

北カスケイディア縁辺ではファンデフーカ・プレートが北アメリカの下に45 mm yr-1の速度で沈み込んでおり、被害をもたらす大地震の起きる可能性がある。二つのプレートの間がどの程度の深さまで密着しているかを決めることは困難で、これは最も最近の地震(1700年に起きたと考えられている)が地震計による記録が得られる以前に起きたからである。熱的及び変形による研究からは、バンクーバー島の南の沖合ではプレート間の境界は、現時点で変形の起きている先端から下向きに約60kmにわたり完全に固着していることが示唆されている。プレート境界のこの部分で起きる逆断層大地震(最大マグニチュード9)は約590年の平均的間隔で起きると見積もられている。そこからさらに下の部分では完全に固着した状態から非地震性すべり(温度が高いために延性的変形が起きる)への変化が生じており、深部ではゆっくりとした逆断層的動きを示す非地震発生帯が生じている。本論文では、地震探査断面上で見られる反射面の特性に変化があることを示す。つまり、沈み込みにより逆断層面が固着していると推測されるところでは薄くはっきりとした反射面が、非地震性すべりが起きていると考えられる深部では広がった反射帯へと変わる。このような反射面の特性の変化により、巨大地震の破壊域の陸側への広がりを決定するための新しい手段が提供され、沈み込み帯における地震災害の特徴決定が改善できるだろう。

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