Review Article 進化:転写調節と動物多様性 2003年7月10日 Nature 424, 6945 doi: 10.1038/nature01763 現在、線虫やマウス、ヒトなど7種類の動物について全ゲノム配列アセンブリが利用可能である。比較ゲノム解析から、遺伝情報の中身には驚くほどの恒常性があることが明らかとなっている。脊椎動物のゲノムには無脊椎動物のゲノムのおよそ2倍の数の遺伝子しかなく、しかも、この遺伝子数の増加は新しい遺伝子がつくられたためではなく、主に既存の遺伝子が重複したためである。では、多様性は、進化の過程でどのようにして生じたのだろうか。新たに得られつつある証拠から、遺伝子発現の制御機構がしだいに精妙さを増して、 生物が複雑になっていったことが示唆される。 Full Text PDF 目次へ戻る