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古環境:二酸化炭素に富んだ古代の極域環境での落葉樹による炭素の損失

Nature 424, 6944 doi: 10.1038/nature01737

化石は、気候が暖かくて大気中のCO2に富んでいた過去2億5千万年の大半は、落葉樹林が極域を覆っていたことを示している。しかし、落葉樹の落葉特性の進化論的な意義は、およそ100年の間、推測の域を出ないままである。主流の仮説では、落葉特性が光周期への適応であった、つまり暖かい極域の冬の暗闇で光合成することができない林冠葉が呼吸によって炭素を失うことを回避するようにしていたという。今回我々は、極域の気候を模擬し、さらにCO2を強化した場合としない場合について、「生きた化石」にあたる樹種を育てる実験を行い、この仮説を検証した。この実験結果を拡張すると、冬の持続機関が5ヶ月をこえる北緯83度さえも、成林において、落葉による大きな炭素損失がおこることが示された。したがって、我々は、極域の森林が落葉性であることは、炭素損失仮説では説明できないと考える。

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