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進化:雌雄間闘争による生殖的隔離の進化

Nature 423, 6943 doi: 10.1038/nature01752

集団遺伝学の古典的理論では、生殖的隔離は小規模な隔離集団で最も速く進化すると考える。これに対して最近の理論では、分岐は大規模な異所的集団において最速で起こると考える。この理論の根拠は、雌雄間闘争がおそらく最強の種分化の推進力であり、集団が大きいほど、また集団の密度が高いほど、雌雄間闘争は激しくなるということにある。この説には異論が多く、実験による裏づけもほとんど得られていない。我々は今回、雌雄間闘争のレベルが様々なハエの複製集団を使い、大規模で密度が高く雌雄間闘争の激しい集団のほうが、闘争があまりない小規模集団よりも分岐の程度が大きくなることを示す。この結果は、大規模集団では雌雄間闘争の増大によって種分化が急速に起こりうることを強く示唆するものだ。

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