Letter 宇宙:原始太陽系におけるコンドリュールと難揮発性包有物の同時代形成 2003年6月12日 Nature 423, 6941 doi: 10.1038/nature01699 コンドリュールおよびカルシウムとアルミニウムに富む包有物(CAI)は、太陽系初期の時代から保存された物質であり、それらは数百万年の間続いた様々な急速加熱のイベントを通じて、それより前に存在していた固体の熱加工により形成した。CAIは、コンドリュール形成の約200万年前につくられたと考えられている。本論文では、CAIに埋まったコンドリュールの破片の発見について報告する。コンドリュールの組成は16Oに乏しいが、一方でCAIは、16Oに富む火成物の外殻で囲まれ、16Oに乏しいメリライト(Ca、Mg、Al‐ケイ酸塩)の核をもっていた。以前報告されたCAIを内包するコンドリュールと組み合わせると、これらの観測は、コンドリュールとCAIの形成が時間的および空間的にオーバーラップし、しかも、おそらく宇宙物理学的な変化と同時に発生する酸素同位体組成の大きな変動が太陽星雲内にあったことを強く示唆する。 Full Text PDF 目次へ戻る