Letter 宇宙:雲の高さでの土星の赤道ジェットの大きな減速 2003年6月5日 Nature 423, 6940 doi: 10.1038/nature01653 巨大惑星である木星と土星の大気は、説明のつかない、緯度ごとに互い違いになる帯状(東西方向)の風系を示す。土星の広い強力な赤道ジェットは、雲の高さでおよそ470m s-1の速さに達することが、これまでに観測されている。全球的に、木星ジェットの位置と強度は、おおよそ10%の範囲内で時間的に安定である。しかし、土星のジェット系の安定性についてはほとんど知られていない。これらの風の長期的な振る舞いは、巨大惑星の循環に対するモデルの重要な識別点になる。本論文では、土星の風について1996年と2002年の間、赤道ジェットが約200m s-1という大きな減速を示したことを報告する。1980年から1981年のボイジャーによる風速分布と比較したところ、他の測定されたジェットは(主に南半球において)、これと対照的に安定であることを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る