Letter 認知:アクション型ビデオゲームは注視を変化させる 2003年5月29日 Nature 423, 6939 doi: 10.1038/nature01647 ビデオゲームで遊ぶことは現代社会で広く見られる行動となったが、これが知覚技能や運動技能にどんな影響をもたらす可能性があるかを考慮することは重要である。生物のいる視覚環境を変化させると、その生物の視覚系がしばしば変化することはよく知られている。知覚学習の分野では、訓練で課題遂行能力(成績)が上がる例は多数報告されている。しかし、知覚学習が生じた場合、この知覚学習は訓練した課題に特異的になりがちである。つまり、新規の課題に対する般化はめったに見られない。本論文では、これと対照的に、アクション型ビデオゲームでの遊びでさまざまな視覚技能の範囲が広がることを示す。4つの実験では、非プレーヤーと比べてビデオゲームの常習プレーヤーには注視のさまざまな側面における変化が定着した。5番目の実験では、非プレーヤーをアクション型ビデオゲームで訓練すると、訓練前よりも能力が著しく向上したことから、この能力向上効果にゲームが関わっていることがはっきりした。 Full Text PDF 目次へ戻る