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医学:自己免疫疾患に対する感受性とT細胞調節遺伝子CTLA4の関連性

Nature 423, 6939 doi: 10.1038/nature01621

よくみられる複雑な疾患、たとえば人口の約5%に発症する自己免疫疾患などに関与する遺伝子群やメカニズムは明らかにされていない。本論文で我々は、免疫系の非常に重要な負の調節分子をコードする細胞傷害性Tリンパ球抗原4 遺伝子(CTLA4)の多型を、グレーブス病、自己免疫性甲状腺機能低下症および1型糖尿病といった一般的な自己免疫疾患の主要な危険因子の候補として同定する。ヒトにおいて、疾患感受性はCTLA4の6.1 kb3'非翻訳領域に位置づけられた。この領域の一般的な対立遺伝子のバリエーションは選択的スプライシング産物である可溶型CTLA4のmRNAレベルの減少と相関する。マウスの1型糖尿病モデルにおいても、感受性はCD80/CD86リガンド結合ドメインを欠く分子をコードするスプライシング産物の産生減少を伴うCTLA-4遺伝子スプライシングの変異と関連していた。小さな疾患リスクに関与する変異種の遺伝子マッピングにより、複雑な疾患の経路を同定しうる。CTLA4の遺伝性の量的変化が自己免疫性の組織破壊の一因となるという今回の知見はそのよい例となる。

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