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地球:大西洋中央海嶺下のマントルの熱的脈動と海洋リソスフェア形成の時間的変動

Nature 423, 6939 doi: 10.1038/nature01594

大西洋中央海嶺中央部において2千万年にわたり海洋リソスフェアが生成されてきた記録は、隆起したリソスフェアの細長い部分に沿って現れている。露出したマントル岩の化学組成から推定した、海嶺下で上昇してくるマントルの融解の程度と、重力測定から推測された地殻の厚さは、長期的な増加傾向と重ね合わされた約300〜400万年の振動を示している。マントル溶融の振動と地殻の厚さの振動の間に見られる時間差は固体のマントルが約25 mmyr-1の平均速度で上昇していることを示しているが、この値は時間と共に変化しているようである。ゆっくりと拡大するリソスフェアは、マントル上昇流と融解の動的な脈動を通して形成され、その結果、拡大軸に沿った分割を生じるだけでなく、拡大軸に直交する方向の構造上の変動ももたらすようである。また、大西洋中央海嶺中央部は過去2千万年の間、おそらく南北方向のマントル流のために定常的に温度が高くなってきたらしい。

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