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生態:言語と生物種に並行して見られる絶滅リスクおよび世界的分布

Nature 423, 6937 doi: 10.1038/nature01607

生物多様性は現在、バックグラウンドレベルを上回る絶滅速度で世界的に危機に瀕している。生物種ほどには取り上げられていないが、人間の言語の多くがすでに絶滅に至っており、また絶滅の危機に瀕している言語も多い。しかし、基準がさまざまであるために、絶滅の恐れのある言語の推定数にはかなりのばらつきがある。たとえば、危機に瀕している言語の基準も、使用者数が100人未満、500人未満、1000人未満、1万人未満、2万人未満、10万人未満とさまざまであった。今回私は、生物種の絶滅リスクをランクづけする国際的に認められた基準を採用し、言語は鳥類や哺乳類よりも絶滅の恐れが高いことを示す。希少な言語は大勢が使う言語に比べて衰退の証拠を示す傾向が強い。言語の多様性が高い地域では鳥類や哺乳類の多様性も高く、言語、鳥類、哺乳類の三者と、地域、緯度、森林域との関連性は似通っており、言語および鳥類と最大標高との関連性も似通っている。人間の定住した時期は現在の言語多様性にほとんど影響していなかった。言語の多様性と生物多様性は類似する要因によって説明できるが、絶滅の危機に瀕している言語の数を、鳥類や哺乳類の絶滅リスクを説明する要因(高い標高、高い人口密度、孤立性)で説明することはできない。

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