Letter 宇宙:イシュヴァンシュタイン隕石の写真観測‐プリブラムコンドライトと同じ軌道から落下した2つ目の隕石 2003年5月8日 Nature 423, 6936 doi: 10.1038/nature01592 大気を通過する流星物体の写真観測では、0.1メートルから数メートルの大きさの範囲にある地球周辺の惑星間天体についての情報が得られる。これらの流星物体のうち大気圏突入後に残り、地表で隕石として回収されるものは、あっても非常にまれである。プリブラム隕石は、写真観測によって軌道を決定された最初の隕石(普通コンドライト)であり、1959年4月7日に落下した。本論文では、カメラネットワークによって捉えられた4番目の隕石の落下について報告する。写真の記録から、我々は大気中の軌道と天体の大気圏突入前の軌道を決定した。1.75kgの隕石が、予測された落下範囲内で回収され、ノイシュヴァンシュタイン隕石と命名され、エンスタタイト(頑火輝石)コンドライトに分類された。爆発火球の日心軌道は意外なことに、実際にはプリブラム流星物体の軌道とほとんど一致しており、我々は地球と交差する軌道に流星物体の「流れ」を発見したことになる。しかし、2つの隕石の化学的分類と、宇宙線照射年代は全く異なっており、このことは流れが不均質であることを意味する。 Full Text PDF 目次へ戻る