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宇宙:衝突による含水小惑星の爆発的分散によって生じる惑星間塵

Nature 423, 6935 doi: 10.1038/nature01567

地球には、大きさ20〜400ミクロンの塵粒子が年間におよそ30,000トン降り注いでいる。地球の表面で回収されるそれらの粒子(微隕石と名付けらている)は、化学的・鉱物学的には、含水で多孔質の隕石に似ているが、そのような隕石は、全落下隕石中のわずか2.8%に過ぎない。含水で多孔質な物質の存在度のこのような大きな違いは、これまで地球大気の「フィルター効果」によると考えられてきた。すなわち、多孔質の隕石は非常にもろいため、大気との衝突に耐えられない(大気との衝突で微粒子に分裂し、流星となって消失してしまう)と考えられているのである。本論文では、2つの多孔質な隕石の衝撃回収実験の結果を報告する。両隕石のうち一方は含水であり、他方は無水である。衝撃を与えた結果、含水隕石は、無水隕石よりもはるかに広い範囲の圧力で、微細な粒子に粉砕され、圧力の解放時に爆発的な膨張を起すことがわかった。我々の結果は、含水小惑星が無水小惑星よりも、衝突によって塵を形成する割合がはるかに高いことを示しており、微隕石と隕石における含水物質の存在度の大きな違いをうまく説明する。すなわち、微隕石と隕石における含水物質の存在度は、それらが地球大気に突入する以前にすでに確立されていることを示している。

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