Letter 宇宙:初期星形成の低質量残存物 2003年4月24日 Nature 422, 6934 doi: 10.1038/nature01579 宇宙で作り出された最も初期の星は、ビッグバン後の光、熱そして金属の最初の源だった。それらの進化によってできた物質は、星のその後の世代に重大な影響を及ぼす。初期の星の形成に関する最近の研究では、金属(ヘリウムより重い元素)が存在しない状況での、太陽質量の100倍の星の形成が強く支持されており、低質量星は金属存在度の最低レベルに到達する以前には、形成され得なかったことを示している。この最低レベルの値は非常に不確実であるが、太陽の金属存在度の10-6と10-4の間にあると考えられる。本論文では、最近の、これまで知られている最も鉄が少ない星の発見は、非常に金属含有量が低いガス中の塵の存在と、この塵が今日まで残存する低質量の第二世代の星の形成に重要であることを示している。塵は、前駆的な分子雲からさらに小さなクランプへと分裂を引き起こすガスの冷却の経路を提供し、そのクランプは低質量星へと進化する。 Full Text PDF 目次へ戻る