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環境:ベトナムにおけるエージェント・オレンジおよび他の除草剤使用の規模とパターン

Nature 422, 6933 doi: 10.1038/nature01537

ベトナム戦争(1961〜1971)当時、米軍は軍事目的でエージェント・オレンジなどの除草剤を、雑草防除における国内使用基準を1桁上回る規模で散布した。1974年に米国科学アカデミーは、散布した除草剤の規模および分布に関する推定値を発表した。本論文では、より完全に近いデータを用いて得た新たな推定値を報告する。散布量は、特にダイオキシン類が高度に混入していた除草剤に関して、700万リットル以上増加した。散布されたダイオキシン類の量の推定値もほぼ2倍となる。集落調査で得られたデータからは、数百万人のベトナム人が散布を直接浴びた恐れがあることがわかる。軍事用除草剤の特定の標的が今回突き止められたことで、散布の実態についてさらに首尾一貫した解明が進んだ。散布データに関する前回の解釈によくみられる誤りについても論じる。

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