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地球:コスタリカのドゥルセ湾の無酸素性水柱におけるアナモックス反応によるN2生産

Nature 422, 6932 doi: 10.1038/nature01526

外洋の低酸素海域、および無酸素性の内湾およびフィヨルドでは、脱窒素反応(細菌による硝酸塩のN2への還元)が、固定化窒素を窒素ガスに変換する唯一の重要な過程と考えられている。海洋における一次生産は、アンモニアや硝酸塩などの利用可能な固定化窒素量に制限されることが多い。そのため窒素除去過程は結果的に、生態系の機能と地球全体の生物地球化学的循環の両方に影響する。亜硝酸塩によるアンモニアの嫌気的酸化(細菌による「アナモックス」反応)が、一部の海洋堆積物中におけるN2生産のかなりの部分を占めることが最近報告された。本論文では、アナモックス反応が、コスタリカの深さ200 mの湾(ドゥルセ湾)の無酸素水においても重要な役割を果たしており、水柱内における総N2生成の19〜35%を担うことを報告する。ドゥルセ湾の水柱の化学組成は、地球全体の窒素除去の半分から3分の1が起こると考えられている低酸素海域における組成と極めて似ている。アナモックス反応は、地球規模においても無視できない、海洋窒素の除去過程であると考えられる。

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