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進化:太古のロリス類とガラゴ類の分岐を裏付ける化石証拠

Nature 422, 6930 doi: 10.1038/nature01489

初期霊長類の進化に関する形態、分子および生物地理上のデータは、霊長類の現生曲鼻類(キツネザル類、ロリス類およびガラゴ類)を含むクレードが古第三紀前期にアフリカ‐アラビア地域で出現したことを示唆している。しかしこの地域で100年以上にわたり古生物学調査が行われてきたにもかかわらず、この仮説を裏づける決定的な証拠は何も得られていない。本論文では、アフリカ‐アラビア地域の古第三紀の地層から出土した初めての実証可能な現生曲鼻類について報告する。これらの曲鼻類は、エジプトの始新世中期末のガラゴ類1種とロリス類と思われる1種で、後者は曲鼻類に特徴的な歯櫛の証拠となる最古の化石である。これらの発見から、確実なロリス型曲鼻類(ロリス科とガラゴ科)の生息年代はこれまでのほぼ2倍の長さとなり、また、現生曲鼻類が太古のアフリカ‐アラビア地域で発祥し、現生ロリス型曲鼻類の各科は始新世に分岐したとする仮説が初めて古生物学的に強く裏づけられる。

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