Letter 宇宙:太陽系外惑星HD209458b周囲にある広範囲の超高層大気 2003年3月13日 Nature 422, 6928 doi: 10.1038/nature01448 HD209458にある惑星は、中心星のディスクを横切る通過が何回も観測された、最初の惑星である。視線速度測定と合わせて、通過の観測によって、惑星の半径および質量の決定が導かれ、巨大ガス惑星であることが確認できた。しかし、大気の特性に関する多くの探査にもかかわらず、HD209458bの密度の高い、低層部の大気のみが中性ナトリウムの吸収の検出によって観測されてきた。本論文では、HD209458bの3回の通過の際に起こった、中心星のライマンα線における原子状水素の吸収が発見されたことを報告する。ライマンα線の15±4%(1σ)の吸収が観測された。モデルに対応させた結果、この吸収はロッシュの限界を越えて起こり、したがって水素原子の流出で説明できることを示す。 Full Text PDF 目次へ戻る